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いぬばば

Author:いぬばば
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自作のパソ画やgifアニメを紹介したり、
日々の思い、日常のできごとなどをつづります。
愛犬マロ(シーズー♀4歳)もたくさん登場します。

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笑顔
母のアガパンサス、今日は淡い紫色の花が天に向かって伸びるように七本咲いた。
キッチンの小窓からよく見えるので、間近で見えるように母の車椅子を小窓まで寄せてあげる。
ふとこぼれる笑顔。
わたしはこの笑顔が大好きだ。

今日も母の微熱は続いてはいるが、二、三日前の容態に比べると、手足の動きもいいし、なんといっても表情が柔らかくなっている。
進行性核上性麻痺の一つの症状として、眼球の動きがきわめて悪くなるということがあげられるが、母もそのために、最近は上方の一点を凝視することが多い。
でも、時に娘がおバカなふるまいをすると(いつもか。。)、思わず母の表情がゆるむ。
毎晩、夕食の前に母の顔を熱いぬれタオルで拭いてあげるのだが、最後に彼女の鼻をふざけてキュキュッとつまんでみたり、CDの音楽のリズムに合わせて洗濯物を干したり、目の前でわたしがそそっかしさを発揮した時は、母はおかしくてたまらないらしく、よく吹き出す。
マロも母の笑顔を引き出すのに一役かっている。
たとえば、母の寝ているベッドにピョンと飛び乗っては、しっぽをちぎれんばかりに振りながら、母の顔をぺろぺろしたり、鈴を入れたソックスを、まるで猛獣になった気分なのか、ものすごい唸り声を上げながら振り回したり放り投げたり。
マロは、「生きる喜び」に満ちあふれたもう一人のおてんば娘である。
きわめつけは、わたしや父が新聞を広げて読もうとすると、必ず机に飛び乗って、新聞の上にからだを横たえてナントカ阻止しようとする姿。
こんな姿を見せられると、こっちも怒る気持ちが萎えてしまう。
でもこう見えて、マロはけっこう繊細で心やさしい一面もある。
発病当初の母がよく転んでいたとき、真っ先に彼女のもとへ飛んでいっては何事かと心配そうに見守っていたのがマロだったし、今も母が咳き込んで苦しそうにしていると、目を大きく見開き、緊張した面持ちでオロオロする。

マロも母の笑顔が一回でも多く見られるのを心に願っているにちがいない。
わたしにはわかる。








介護 | 【2006-06-23(Fri) 22:02:04】 | Trackback:(0) | Comments:(1)
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