「いぬばば」とマロ(シーズー)のたわいない話
 箱根の空は青かった
2006年11月17日 (金) | 編集 |
待ちに待った箱根への日帰りの旅。
雨女が二人行くというのに、昨日は最高のお天気に恵まれて感激。
朝、身支度を急いで整え、ロマンスカーで新宿から一時間半で湯本へ到着。
空気が凛としていて、やはり東京より気温が低い。
好天に紅葉のシーズンとあって、ロマンスカーはもちろん、箱根湯本の駅からのバスも超満員で驚いた。
箱根は平日といえど、関係なくにぎわう所なんだなあ。

そんななか、やはりどこへ行っても目立つのは元気いっぱいでたくましい中高年層のおじちゃまおばちゃま軍団。
年齢的にはまちがいなく同じグループに属するだろうが、私はどちらかというと頼りなく、ぼんやり型なので、彼らの生命力に吹き飛ばされそうになる。
みんな外見も声もパワフルそのものだ。

さて、今日の目的地であるラリック美術館は足柄郡箱根町仙石原にあり、そこまでは曲がりくねった狭い二車線道路を30 分ほどバスに揺られて行くのだが、この日は交通渋滞のために結構頻繁に止まったり走ったりでかなり時間がかかった。
道中の山々の色づきはまあまあといったところか。
それにしても、うねうねと続く峠道にはちょっとまいった。
はりねずみさん(友人)も私も、ことばには出さなかったが、バスの蛇行運転が空きっ腹に結構こたえていた。

hakone


美術館に着くと、同敷地内で、美しい庭園が見渡せるレストランで、まずは腹ごしらえ。
昨日解禁になったばかりのボジョレーヌボーで乾杯し、おいしいお料理に舌鼓を打った。



そして、いざ展示館内へ。

lalique


ため息がでるほど美しい装飾品の数々に思わずうっとり。
ラリックのデザインは、昆虫、鳥類、爬虫類、草花など、自然をモチーフにしていることが多く、ラインの美しさ、ジャポニズムの香りに心が和む。
最後の方で、以前に私がテレビで見て印象に残った室内装飾「雀」(写真右)にようやくたどりついた。
夕闇迫る木立のなかで、無数の雀たちが寝静まる前にみんなでその日のできごとを語り合っているかのような室内装飾。
まるで、耳をすませばチュンチュンというにぎやかな声が聞こえてくるよう。

すべてをひととおり楽しんで満足すると、帰りの時間が迫ってきた。
行きと同じバスルートで駅に向かったが、帰りは満員で座れず、いろいろな悪条件が重なってついにいぬばばは車酔いしてしまった。
なさけないなあ。。周りの人たちは皆ケロっとしているのに。

で、ヘロヘロになりながらなんとか駅につくと、今度は小田急線での人身事故の影響でロマンスカーを一時間後発に変更せざるをえない事態となるなど、ハプニングが続発。
あたふたした。
でも、そのぶん休む時間ができて、車酔いから完全に立ち直ることができたし、
はりねずみさんとおしゃべりする時間もふえたし、箱根の温泉まんじゅうやかまぼこなど、おみやげも買えた。

帰宅時間が大幅に遅れたはりねずみさんには気の毒だったが、いぬばばの方は、なんだか得した気分でマロのもとへ。
ものすごく楽しい一日だった。