ふわり、ふわり
<これこれ、テレビからもう少し離れて見なさい!>
元旦(昨日)には、深川不動で護摩をたいてもらい、めいっぱいお願いごともしてきた。
車椅子に母を乗せて行ったのだが、毎年のことだからもう勝手もわかっていた。
何の問題もなく参拝が終わり、駅前の中国料理のレストランで豪華ランチに舌鼓。
母が食物にむせたり、喉を詰まらせるのでは、とヒヤヒヤしたが、大きな困惑は生じなかった。
ときどき母の口をふきんで覆うタイミングがずれて、母の吹き出すご飯粒が弧を描いて地面に落下というくらいで済んだ。
そうそう、初詣の帰り際、いぬばばはおみくじに挑戦した。
過去のおみくじ歴は惨憺たるもので、くじ運を競わせたらまちがいなくワーストグループに入るだろう。
それでも懲りずに毎回おみくじを引かずにいられない。
昔、凶が三回続けて出た時には涙があふれた。
いつもドキドキである。
で、今年は「吉」。
「ゆきくれて、まよえる 野辺の ほそみちに
さやけき 月のかげは さしけり」
ううむ。なんだか香しき幸運の予感。
暗闇に光がさしてくるということだろうか。。。
それとも、いろいろな煩悩に翻弄されずに、今年こそ悟りが開けるということか。
穏やかでさい先のいいお正月だ。
このまま一年、このおだやかさで突き進みたい。
ふわり、ふわりと微風に乗っていければいいんだが。
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