「いぬばば」とマロ(シーズー)のたわいない話
 『ワンワンワン』を読んで
2008年09月06日 (土) | 編集 |




今日は絵本を読んだ。
「ワンワンワン」という、捨て犬たちの小さな3つのおはなしである。
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犬好きの私をよく知る長年の友が、この本泣けるしエンディングがハッピーだから読んでみ、と言うのでさっそくアマゾンの中古を取り寄せた。

で、案の定、ウルウルしながら読んだ。


第一話は兄弟のなかでいちばん弱々しく、小さくておどおどしているために貰い手が見つからなかったから、と捨てられたチビの話。
第二話は子犬の頃にはみんなにちやほやされ、大きくなったらちっともかわいくないからと、捨てられたリリィの話。
第三話は誰からも無視され、名前すら呼ばれないので自分が誰かすら忘れてしまった“名なし”の話。

この3匹のそれぞれの悲しい悲しい気持ちがかわいくも切なさのこもったイラストと文でつづられているが、ちゃんと最後にはみんなそれぞれステキな出会いに恵まれるのでほっとする。

ハッピーエンディングはきっと現実にはほんの一握りのワンコしか味わえないだろう。
そういう悲しい現実がじゅうぶん過ぎるくらいわかっているからこそ、こうであったらいいのに、と願う作者の気持ちがよく伝わってくる。

この本の作者、さかざきちはるさんは、JR東日本のSuicaのキャンペーンキャラクターに使われているペンギンのイラストレーターさん。
3ワンコの絵がとってもかわいくてタッチもシンプルで、少ないラインで多くを語るテクニックは見習いたいなあと感じた。

今日は、絵本の中のワンコたちの表情を見るだけで涙腺が緩んでしまったいぬばばでありました。マル。