「いぬばば」とマロ(シーズー)のたわいない話
 崖っぷちのワンコ
2006年11月23日 (木) | 編集 |
pon



今日は、徳島の眉山の崖っぷちのワンコの話題が気になった。

このワンコは、おそらくノラ犬だろうが、どういうわけか山から滑り落ちて、崖崩れ防護壁のくぼみにかろうじて入ったが、自力では脱出できなくて二、三日右往左往して弱り始めていた。
それを見かねた住民が消防団に連絡したのだろう。

そして大掛かりな救出劇が始まり、あたりには固唾をのんでこのワンコの運命を見守る大勢の近隣住民の映像がテレビに映し出されていた。

長時間の末、ワンコは結局消防団の用意したあみに無事落下して事無きを得た。
体調が良くなるまで、その身柄は徳島市役所が預かり、その後は、全国から寄せられた引き取り希望の電話やメールの人々の中から厳選し、それでも多い場合は抽選の上、新しい家庭に引き取られるという。

これは一匹のワンコの命が市民の手で救出されたといういいお話にはちがいない。
薄ら寒いニュースが多いなか、この話題でほっとしたり、癒される人は多いだろう。

でも、ひねくれ者のいぬばばは、どうも素直に喜んでばかりはいられない。
あのワンコはたまたま上から落ちてしまったことで、たちまちノラの身分から全国から貰い手の希望が殺到するほどの人気ものになった。
それをあのワンコがどう思っているかはわからないが、とにかく命が助かったのは私もよかったと思うし、うれしい。
しかし、助けを必要としているのは、このコだけじゃない。
このコもきっと、人間の身勝手さがそもそもの原因でノラになったことが考えられるが、広島ドッグパークのワンコたちのように、未だに絶望から抜け出せないコがまだまだいっぱいいる。
徳島のこのワンコを引き取りたいという希望が全国から殺到しているのなら、その人たちに広島ドッグパークのワンコたちのことを教えるべきではないか。

崖っぷちのワンコは、なにもこのコだけじゃないのだ。


眉山のワンコ救出劇のニュースのあと、風刺するような4コマ漫画を思いついた。
それは、仲間が人間たちに手厚く扱われていることを知った眉山の他のノラ犬たちが、我も、我もと山から防護壁に飛び降りるというものである。


人間の身勝手な行為によって崖っぷちに立たされているワンコたちが、一匹でも多く幸せをつかめば、それだけ世の中に美談がふえるのになあ。。








コメント
この記事へのコメント
no title
多分特ダネの小倉さんだっけかな?
いぬばばさんと同じこと言ってたよ。
まだ3〜4匹ノラがいて、そのわんこを心配して見に来てたもん。
それを見て言ってた。ここに来たら里親が見つかるぜって。他のわんこが言ってたりしてなって。
そうだよね。マスコミの力でこのわんこはたすけられ、殺されずに済んだ。
TVが来なきゃ多分処分行きだったね。

私も言いたい。その仔はその地域の方に任せて
自分の地域の可哀想なわんちゃんを引き取ってあげてって。
人間ってブランドに弱い人間だからなぁ。
自分の周りが見えないのかな。
それともいい意味で、全国から電話が殺到したら、きっと地元の人も我先に名乗り出ると思ったのかな。って言いように考えすぎかな^^;
そんな里親むぐ捨てられるかな・・・って老婆心^^;
2006/11/24(金) 18:07:17 | URL | シュナまま #4CvheNDY[ 編集]
no title
v-34シュナまま様

そうよね。
全国の動物管理所にいるかわいそうなワンコたちは皆崖っぷちに立たされているのよ。
マスコミがもっとそっちの方に目を向けてくれればいいのに。

それにしても、なんだかなあって感じ。

あるコメンテーターなんか、このワンコについて、ああ助かってよかった、なんて言っておきながら、次の狂犬病発生のニュースの時は、野良犬は徹底的に捕獲すべきですね、なあんて言ってたのよ。
人間ってなんて変な生き物なんだろうって思っちゃう。
2006/11/24(金) 20:09:53 | URL | いぬばば #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック