ふ〜っ。今日は久々に朝から暑かった。
ついに夏の灼熱地獄の到来か。
涼しさに慣れてしまっていたので、徐々に暑くなってくれないとついてゆけない。
今朝、リビングへ行ってみると、ベランダに通じるガラス戸とあみ戸が開いていた。
そのあみ戸の前には、父が愛用している青いスリッパがきれいに揃えられて外を向いている。
で、洗濯物でも干しているのかと思い、外をのぞいてみるが、父の姿が見当たらない。
母にたずねても要領をえない。
ぎゃっ、うそでしょ!?
ついに看病疲れで...飛び降り?
不吉にもそんなことが脳裏をかすめた。
ガラス戸を覆う白いレースのカーテンが風でふわりと舞い上がっている。
すると、リビングのドアが開いて、サングラスをかけた父が手にたばこを持って入ってきた。
なによ。たばこ買いに出かけたんならスリッパは玄関で脱ぐでしょうが。
スリッパと開いたガラス戸でドキっとさせないでよね、まったくもう...
もう一つ父について。
母が就寝際に何やらわたしに伝えようとしていたので、口元に耳に寄せてみると、どうも「浮き世のばか、浮き世のばか..」と言っているように聞こえる。
そのあとのことばは、「寝るあほう、寝るあほう」
ん?
何がなんだかさっぱりわからないので、父に聞いてみると、
「あはは。ちょっと一句教えてあげたのでそれをおまえに披露したかったんだろう」という。
父が母に教えた一句というのは、
「この世には、寝るより楽はなかりけり。浮き世のばかは、起きて働く」
面倒はまわりの者がしっかりやるから、おまえは安心して寝ていればいいんだよ、って言いたかったのだろう。

<おねだりポーズ>
ついに夏の灼熱地獄の到来か。
涼しさに慣れてしまっていたので、徐々に暑くなってくれないとついてゆけない。
今朝、リビングへ行ってみると、ベランダに通じるガラス戸とあみ戸が開いていた。
そのあみ戸の前には、父が愛用している青いスリッパがきれいに揃えられて外を向いている。
で、洗濯物でも干しているのかと思い、外をのぞいてみるが、父の姿が見当たらない。
母にたずねても要領をえない。
ぎゃっ、うそでしょ!?
ついに看病疲れで...飛び降り?
不吉にもそんなことが脳裏をかすめた。
ガラス戸を覆う白いレースのカーテンが風でふわりと舞い上がっている。
すると、リビングのドアが開いて、サングラスをかけた父が手にたばこを持って入ってきた。
なによ。たばこ買いに出かけたんならスリッパは玄関で脱ぐでしょうが。
スリッパと開いたガラス戸でドキっとさせないでよね、まったくもう...
もう一つ父について。
母が就寝際に何やらわたしに伝えようとしていたので、口元に耳に寄せてみると、どうも「浮き世のばか、浮き世のばか..」と言っているように聞こえる。
そのあとのことばは、「寝るあほう、寝るあほう」
ん?
何がなんだかさっぱりわからないので、父に聞いてみると、
「あはは。ちょっと一句教えてあげたのでそれをおまえに披露したかったんだろう」という。
父が母に教えた一句というのは、
「この世には、寝るより楽はなかりけり。浮き世のばかは、起きて働く」
面倒はまわりの者がしっかりやるから、おまえは安心して寝ていればいいんだよ、って言いたかったのだろう。

<おねだりポーズ>



