ものすごい肩こり症のわたしは、朝食後に時間がある時は、小箱におさまっている緑色の「ハッピーダンベル」を取り出し、両手に一つずつ持ち、好きな音楽に合わせていろいろなやり方でふりまわす。というか、踊りまくる。。
1.5キロの重さを両手に持って軽く体操をすると、肩甲骨まわりの筋肉がほぐれてイタ気持ちいいのだ。
そんなわたしを、マロはもの珍しい巨大な軟体動物でも見るような目つきでじ〜っと見つめる。
自分のパートナーは、なんて変な人間なんだ、とでも思っているのだろう。
ま、実際のところ、彼女の見解は、はずれていなくもないが。
最近、母はあるものにとてもハマっている。
一つのものごとに執心することが滅多にない母だが (ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』とイケメン先生は別として)、今回は例外のようだ。
それは、北海道の叔父と叔母が送ってくれた一つのCDである。
正確には、CDブック。
『パーキンソン病に効くCDブック』(順天堂大学医学部脳神経内科講師 林 明人著 マキノ出版)である。
ブックの帯には、こう書いてある。
「パーキンソン病に効くCD------大学病院で改善例が続出している話題の音楽療法」
あ、なるほどね、癒しを目的にしたゆっくり流れるオルゴールサウンドみたいな音楽かな、と思っていた。
ところが、CDを実際に聴いてみると、ちょっと予想がはずれた。
モーツァルトやシューベルト、ベートーヴェンなどのクラシックや、童謡の旋律にのせて、メトロノームの音が一定のリズムを刻み、聴いているうちに脳を刺激するのが目的である。
こうした脳刺激により、パーキンソン病の患者さんが歩きやすくなったり、気分が明るくなって、症状が改善するのもわかるような気がした。
母がこのCDで歩けるようになったら奇跡だが、彼女の場合は必ずしもそれを目指して聴いているわけではない。
なぜこのCDの魅力に取り憑かれたかというと、素敵な音楽に寄り添うように聞こえるメトロノームの、トントンという一定のリズムに癒されるからのようだ。
最近、うちではしょっちゅうこのCDがかかっているので、トントンというメトロノームの音と、クラシックの旋律が、わたしの脳にも深く浸透し、音楽が実際にかかってなくてもどこからともなく、頭にリズムが響き渡る。
きゅうりを切ってもトントントン。
ぞうきんがけをしてもトントントン。
ここのところ、一日中トントントンが聞こえる。
トントントンは母にとって、とても快感なのだろう。
きっと、夢のなかで、このリズムに合わせて手を大きく振り、歩いているにちがいない。
1.5キロの重さを両手に持って軽く体操をすると、肩甲骨まわりの筋肉がほぐれてイタ気持ちいいのだ。
そんなわたしを、マロはもの珍しい巨大な軟体動物でも見るような目つきでじ〜っと見つめる。
自分のパートナーは、なんて変な人間なんだ、とでも思っているのだろう。
ま、実際のところ、彼女の見解は、はずれていなくもないが。
最近、母はあるものにとてもハマっている。
一つのものごとに執心することが滅多にない母だが (ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』とイケメン先生は別として)、今回は例外のようだ。
それは、北海道の叔父と叔母が送ってくれた一つのCDである。
正確には、CDブック。
『パーキンソン病に効くCDブック』(順天堂大学医学部脳神経内科講師 林 明人著 マキノ出版)である。
ブックの帯には、こう書いてある。
「パーキンソン病に効くCD------大学病院で改善例が続出している話題の音楽療法」
あ、なるほどね、癒しを目的にしたゆっくり流れるオルゴールサウンドみたいな音楽かな、と思っていた。
ところが、CDを実際に聴いてみると、ちょっと予想がはずれた。
モーツァルトやシューベルト、ベートーヴェンなどのクラシックや、童謡の旋律にのせて、メトロノームの音が一定のリズムを刻み、聴いているうちに脳を刺激するのが目的である。
こうした脳刺激により、パーキンソン病の患者さんが歩きやすくなったり、気分が明るくなって、症状が改善するのもわかるような気がした。
母がこのCDで歩けるようになったら奇跡だが、彼女の場合は必ずしもそれを目指して聴いているわけではない。
なぜこのCDの魅力に取り憑かれたかというと、素敵な音楽に寄り添うように聞こえるメトロノームの、トントンという一定のリズムに癒されるからのようだ。
最近、うちではしょっちゅうこのCDがかかっているので、トントンというメトロノームの音と、クラシックの旋律が、わたしの脳にも深く浸透し、音楽が実際にかかってなくてもどこからともなく、頭にリズムが響き渡る。
きゅうりを切ってもトントントン。
ぞうきんがけをしてもトントントン。
ここのところ、一日中トントントンが聞こえる。
トントントンは母にとって、とても快感なのだろう。
きっと、夢のなかで、このリズムに合わせて手を大きく振り、歩いているにちがいない。



